2024年4月、改正不動産登記法の施行により相続登記が義務化されました。相続を知った日から3年以内に登記を済ませないと10万円以下の過料が科される可能性があります。さらに人口減が続く倉敷市では、空き家を放置すると固定資産税の優遇解除や老朽危険家屋指定のリスクも。
結論: 「どうせ登記するなら、同時に売却準備を始めた方がトク」です。
なぜ“登記+売却”をセットで考えるべきか
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登記費用を売却代金で回収できる — 現金の持ち出しゼロで手続完了。
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3年ルールに間に合うよう専門家をワンストップで手配できる。
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固定資産税6倍リスクの前に空き家特例を最大活用できる。
3年以内に売る!倉敷版ロードマップ
3年間の流れを90秒で把握 — まずは全体像をざっくり掴み、次の一歩へ踏み出しましょう。
手順 | 月数 | 主な作業 |
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① 相続確認 | 0–1ヶ月 | 戸籍収集・法定相続情報一覧の取得 |
② 相続登記申請 | 1–6ヶ月 | 司法書士へ依頼、登録免許税の計算 |
③ 売却方針決定 | 2–6ヶ月 | 遠方オーナーはオンライン打合せでOK |
④ 査定・媒介契約 | 2–6ヶ月 | ラクラク簡易査定で相場把握→媒介 |
⑤ 販売活動 | 3–24ヶ月 | ネット広告・看板・レインズ登録 |
⑥ 売買契約〜決済 | 6–36ヶ月 | 重説・郵送契約可 |
倉敷市中心部 vs 郊外の最新成約価格データ(2023–2024)
地域 | 成約中央値(万円/坪) |
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旧倉敷中心部 | 30~45 |
郊外エリア(真備・船穂など) | 12~25 |
中心部と郊外で 約1.7倍 の価格差があるため、エリアに応じた値付け戦略が重要です。
成功事例:築42年・茶屋町の実家を2か月で売却
A様(大阪府在住)
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状況:空き家となっており、相続登記未了・遠方のため現地管理できず。
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施策:メールや電話での面談→媒介後、販売開始→インターネットを利用した広告や告知→価格見直し1回。
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結果:お問い合わせ9件、内見3組、2か月で1,280万円成約。登記・測量・解体費は売却代金から精算。
遠方オーナーが押さえる3つのコスト
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測量・境界確定費:倉敷市内では50坪程度の土地で30万円〜
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解体費:木造30坪で200万円前後(解体せず“古家付き土地”売却も選択肢)
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譲渡所得税:3,000万円特別控除+空き家譲渡特例を最大活用(但し、利用できない場合もございますので、税務署や税理士にご確認ください)
失敗しがちな3つの落とし穴と回避策
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“夢のような高額査定”を鵜呑みにして価格を設定
→ 広告開始から30日で反響ゼロなら即価格見直し。直近成約事例×AI査定の中央値を基準にするのが鉄則。 -
義務化期限ギリギリまで準備を後回しにする
→ 戸籍収集や遺産分割協議書、相続人の同意などは想定以上に時間がかかります。相続を知ったら“翌月中”に専門家へ着手依頼が安全。 -
相続人間で経費負担を決めずにスタート
→ 早期に共有口座を開設し、“測量・解体・税金”の概算を共有。負担割合を合意書に残してトラブル回避。
よくある質問(FAQ)
Q1. 登記だけ先に済ませておけば安心?
A. No. 登記後に売却を放置すると、固定資産税・管理責任は相続人に残ります。
Q2. 司法書士や税理士は自分で探す必要がありますか?
A. いいえ。当社が実績豊富な専門家をワンストップで手配いたしますのでご安心ください。
Q3. 売却にかかる諸費用はいつ支払うの?
A. 測量費や解体費などは原則として売買代金から精算できるため、手元資金がなくても進められます。
おおたか不動産が選ばれる理由
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市街化調整区域・旧耐震建物など扱いが難しい物件も豊富な成約実績
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司法書士・税理士・解体業者をワンストップ手配で遠方オーナーも安心
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倉敷市内の売買に特化し、37年の不動産歴を誇るプロフェッショナル
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親切・丁寧を第一に志す不動産会社
まとめ
相続登記の義務化は、単なる法改正ではなく「実家の資産をどう生かすか」を考える絶好のタイミングです。3年というリミットは短いようで意外と余裕がありません。「まずは情報収集中…」と迷う前に、30秒の簡易査定で一歩踏み出してみませんか?
倉敷市内の不動産売却は、おおたか不動産へお気軽にご相談ください。
スタッフ一同、お問い合わせを心よりお待ちしております。
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【執筆者プロフィール】
有本 博一(ありもと ひろかず)
株式会社おおたか不動産 代表取締役
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
倉敷市を拠点に36年以上の実績と経験を持つ不動産のプロフェッショナル。倉敷市内の土地、戸建て住宅、マンション、空き家などの不動産売買を専門として、長年の豊富な知識と経験で丁寧なサービスを提供しています。
お客さまの不動産売買に関する様々なお悩みをサポート致しますのでお気軽にご相談ください。