相続放棄は要注意!倉敷市で相続不動産を手放すときに知っておきたい基礎知識

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相続放棄で損しない!倉敷市の相続不動産の正しい手続きと注意点

費用がかかって不安なイメージ

相続に伴い、不動産を引き継ぐことになったものの、相続放棄を検討するケースは珍しくありません。例えば、維持費が高額な空き家や、多額の借金が付随する不動産の場合などが挙げられます。倉敷市内では特に、山間部の不動産や老朽化が進んだ住宅が負担になるケースが多く見られます。しかし、相続放棄には注意すべき点や、正しい手続きが必要です。本記事では、倉敷市内の不動産に焦点を当て、相続放棄と不動産売却に関する基礎知識を解説します。


相続放棄とは?その基本とポイント

家庭裁判所のイメージイラスト

 

相続放棄とは、法律上の相続人が相続財産の権利と義務を全て放棄することを指します。この手続きにより、財産だけでなく借金や負債の相続責任も免れます。ただし、不動産以外にも現金、預貯金、株式、車両などの資産も同時に放棄される点に注意が必要です。

相続放棄の基本的な注意点

  • 家庭裁判所への申立てが必要
    • 相続放棄は口頭での意思表示では成立しません。家庭裁判所に正式な申立てを行い、認められることが必要です。申立てには必要書類を準備し、家庭裁判所で手続きを進めます。また、不明点があれば事前に裁判所に相談するとスムーズです。

  • 期限は3ヶ月以内
    • 被相続人が亡くなったことを知った日から3ヶ月以内に手続きを完了する必要があります。ただし、家庭裁判所に申立てを行い、正当な理由が認められた場合には、この熟慮期間を延長することが可能です。延長の申請には、財産調査が十分でない理由や必要書類の準備に時間を要する状況などを説明する必要があります。

  • 単純放棄のリスク
    • 相続放棄を行うと、その財産を利用する権利も失うため、手放す不動産が持つ可能性や価値を慎重に考慮しましょう。


倉敷市内の相続不動産を放棄するときの具体例

草刈りが必要な空き家のイメージ

 

倉敷市では、以下のような状況で相続放棄が検討されることがあります。また、地域特有の課題として、宅地としての土地の利用制限や一部エリアでの地価下落が相続放棄の検討理由となることも少なくありません。例えば、倉敷市内では2023年の統計によると、全体の20%以上の空き家が維持管理の負担を理由に相続放棄されたケースが報告されています。

  1. 維持費が負担になる空き家

    • 空き家となった不動産には固定資産税や管理費用が発生します。特に、老朽化した物件では修繕費が高額になるケースも。

  2. 売却が難しい立地や条件

    • 山間部や交通アクセスが不便な場所にある不動産は、売却に時間がかかる可能性があります。

  3. 多額の借金が付随している場合

    • 不動産が抵当権付きの場合や、被相続人が多額の負債を抱えている、若しくは負債があると思われる場合、相続放棄を選択することが多いです。


相続放棄時に押さえておくべき手続きの流れ

法律のイメージ

 

相続放棄をする場合、以下のフローに従って進めることが一般的です。

  1. 財産の調査

    • 被相続人の財産内容を調査し、負債と資産のバランスを確認。
    • 不動産の評価額を専門家に依頼するのも有効です。

  2. 家庭裁判所への申立て

    • 必要書類:被相続人の戸籍謄本、相続人の戸籍謄本、財産目録など。
    • 提出先は被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所です。

  3. 放棄後の対応

    • 2023年4月以降は、その放棄の時に相続財産に属する財産を現に占有しているときは相続放棄後でもその不動産の管理義務が残ります。


注意すべきポイントと回避策

相続放棄に伴うリスクを減らすために、以下の点を考慮しましょう。

  1. 専門家への相談が必須

    • 弁護士や不動産会社に相談することで、適切な判断ができます。
    • 倉敷市の不動産に詳しいおおたか不動産では、相続不動産に関する査定や評価、アドバイスを提供しています。
  2. 早めの行動が鍵

    • 相続放棄の期限である3ヶ月以内に全ての手続きを完了する必要がありますのでご注意ください。


おおたか不動産が提供するサポート

 

おおたか不動産では、以下のサービスを提供しています。

  • 相続不動産の売却査定

    • お客さまの相続予定の不動産を適正価格にて無料査定。
  • 法務や税務の専門家ネットワーク

    • 相続に関する複雑な手続きも、提携の司法書士など専門家がサポートします。
  • 現地調査と適切なアドバイス

    • 物件調査は法的制限や権利関係など倉敷市内の不動産市場にも精通したスタッフが対応。


ケース

 

昨年、おおたか不動産では、生活保護受給のため相続放棄を悩まれているお客さまのご相談を受け、迅速な対応で解決に至りました。具体的には、まずお客さまの状況をヒアリングし、相続不動産の査定を迅速に実施しました。その後、適正評価を基に買取りを行い、手続きがスムーズに進むよう専門家と連携して対応しました。結果的に短期間で全ての手続きを完了し、お客さまに大変喜んでいただけました。

以下はそのお客さまからの口コミです

“相続の不動産のことで何も分からずウェブで調べて口コミなどを拝見し、話しだけでもと思いお伺いしました。県外の物件で何も分からなくどうしたら良いのかと思い不安でしたが、親身に相談に乗って頂き迅速に無事、解決していただき本当にありがとうございました!私たち家族の不安を解決して頂き誠に有り難うございます。社長を始め、司法書士の先生、県外の不動産の方々、本当にありがとうございました。又機会があれば、その時は宜しくお願いしたいと思います。”


まとめ

おおたか不動産の代表有本博一です。

 

相続放棄は、被相続人の負債から解放される有効な手段である一方、不動産の価値や手続きの進め方によっては不利益を被る可能性もあります。倉敷市内で相続不動産の処分を検討されている方は、ぜひおおたか不動産までご相談ください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

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【執筆者プロフィール】
有本 博一(ありもと ひろかず)
株式会社おおたか不動産 代表取締役
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士

倉敷市を拠点に36年以上の実績と経験を持つ不動産のプロフェッショナル。倉敷市内の土地、戸建て住宅、マンション、空き家などの不動産売買を専門として、長年の豊富な知識と経験で丁寧なサービスを提供しています。

お客さまの不動産売買に関する様々なお悩みをサポート致しますのでお気軽にご相談ください。